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大腸ポリープと日帰り内視鏡切除 〜 がんになる前に取り除く

皆さま、こんにちは。

JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

大腸ポリープは大腸の内壁から盛り上がった小さな突起物の総称です。大腸がんの多くは大腸ポリープ(腺腫性ポリープ)から発生することが明らかになっており、ポリープの段階で切除することが大腸がんの予防につながります。大腸カメラ検査中に発見されたポリープは、その場で切除することが可能(日帰り手術)です。

大腸ポリープの種類とがん化リスク

最も多いのは「腺腫性ポリープ(腺腫)」で、大腸がんの前段階となる前がん病変です。腺腫は時間をかけてがん化する可能性があり(数年〜10年以上)、切除することでがんの発生を予防できます。

大きさが1cm以上のもの・表面が不整なもの・絨毛腺腫はがん化リスクが高いとされています。「SSLポリープ(鋸歯状腺腫/鋸歯状病変)」は最近注目されている病変で、通常の腺腫とは異なる経路でがん化する可能性があり、切除が推奨されます。

内視鏡的ポリープ切除の方法

コールドスネアポリペクトミー(CSP):小さなポリープ(おおむね10mm以下)に対して電気メスを使わずにスネアで切除する方法。出血リスクが少なく安全性が高い。

②EMR(内視鏡的粘膜切除術):粘膜下層に液体を注入してポリープを持ち上げてからスネアで切除する方法。10〜20mm程度の病変に適しています。

 ③ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術):2cm以上の大きな病変や早期がんに対して専用のナイフで剥離する方法。完全切除率が高い。

コールドスネアポリペクトミー(CSP)は原則として大腸カメラ検査と同日に日帰りで行えます。

ポリープ切除後の注意事項と経過観察

切除後は一定期間、食事・飲酒・激しい運動などの制限があります。切除したポリープは病理検査に提出し、組織型・がん化の有無を確認します。腺腫を切除した方は1〜3年後に再検査が推奨されています(新しいポリープが発生する可能性があるため)。

切除後の合併症として遅発性出血(数日後に起こる出血)があります。血便・腹痛などの症状が現れた場合は速やかに受診してください。

おわりに

大腸がんは、ポリープという前段階で発見し、その場で切除することで未然に防ぐことができる病気です。日帰り手術と聞くとご不安に思われるかもしれませんが、当院では鎮静剤を使用し、ウトウトと眠っているようなリラックスした状態で検査から切除までを安全に行う体制を整えております。

また、近年は大腸がんの発生や増殖にお口の中の細菌(歯周病菌など)が関与していることがわかってきました。当院は内科と歯科を併設しており、内視鏡によるポリープ切除という直接的な予防だけでなく、歯科検診を通じたお口の環境改善による医科歯科連携のトータルケアをご提供できることが大きな特徴です。

便潜血検査で陽性を指摘された方、ご家族に大腸がんの経験者がいらっしゃる方、そして一度も大腸カメラを受けたことがない方は、将来の安心のためにぜひお早めにご相談ください。JR明石駅より徒歩5分の明石やまだ内科歯科クリニックが、専門医の確かな技術で皆さまの健康を全力でサポートいたします。

明石やまだ内科歯科クリニック