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大腸がん検診と便潜血検査〜陽性が出たら必ず大腸カメラを〜

皆さま、こんにちは。

JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

大腸がんは日本人のがん罹患数で男女ともに上位に位置する、非常に頻度の高いがんです。早期であれば治癒率が非常に高く、内視鏡による切除だけで完治できるケースも多くあります。しかし初期の大腸がんはほとんど自覚症状がないため、症状が出てから受診したときにはすでに進行している場合が少なくありません。定期的な検診が大切な理由を解説します。

■1.便潜血検査とはどのような検査か

便潜血検査は、便の中に微量の血液が混入していないかを調べる検査です。大腸がんや大腸ポリープがあると、その表面から少量の出血が起こり、便に血液が混じることがあります。この血液はごく微量であるため見た目では判断できませんが、免疫学的な方法で検出することが可能です。

検査は2日間にわたって便を採取する「2日法」が標準的です。陰性であっても大腸がんが完全に否定されるわけではないため、あくまでスクリーニング検査であることをご理解ください。

自治体の対象年齢(多くは40歳以上)に達したら毎年受けることが推奨されています。家族に大腸がんの方がいる方や、以前大腸ポリープを指摘されたことがある方は、より積極的に検診を受けましょう。

繰り返しになりますが、便潜血検査が陰性だからといって『大腸癌ではない』『ポリープはない』というわけではないので注意して下さい。

■2.便潜血陽性が出たら精密検査が必須

便潜血検査で陽性(「要精密検査」)という結果が出た場合、必ず大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けることが重要です。

便潜血陽性の原因としては、大腸ポリープ、大腸がん、痔、憩室出血、腸炎などさまざまなものがあります。「痔があるから陽性になった」と自己判断して精密検査を受けない方がいますが、これは非常に危険です。痔であったとしても、大腸がんが同時に存在する可能性を否定するためには大腸カメラが必要です。

大腸カメラは、大腸の内部を直接観察できる唯一の検査であり、ポリープや早期がんを発見するだけでなく、その場で切除まで行えるという大きなメリットがあります。

■3.定期的な検査で大腸がんを予防する

大腸がんのリスク因子としては、動物性脂肪の多い食事、運動不足、肥満、飲酒、喫煙などが挙げられています。一方で食物繊維の豊富な野菜・果物・全粒穀物の摂取はリスクを下げると言われています。

一度大腸カメラを受けて異常がなかった方も、定期的な検査が推奨されます。大腸ポリープは数年で再発・新生する可能性があるため、前回の結果によって1〜5年ごとに大腸カメラを受けることが望ましいとされています。

おわりに

当院では、「大腸カメラは痛くて辛い」という従来のイメージを払拭するため、鎮静剤を使用し、ウトウトと眠っているようなリラックスした状態で受けられる内視鏡検査を提供しています。検査時にポリープが発見された場合は、その場での日帰り切除にも対応しており、患者様の心身の負担を最小限に抑える体制を整えております。

また、近年は大腸がんの発生や増殖に、お口の中の歯周病菌(フソバクテリウムなど)が深く関与していることが研究で明らかになってきました。当院は「内科・歯科併設」のクリニックである強みを生かし、大腸カメラによる精密検査だけでなく、歯科検診を通じた口腔ケアによって腸の健康を守る「医科歯科連携」のトータルサポートが可能です。

「検診で陽性になったけれど検査が怖い」「血便が出たけれど、きっと痔だろう」と自己判断して放置してしまうことが、大腸がんで最も危険な行動です。ご自身の、そして大切なご家族の未来を守るためにも、お腹のことで少しでも不安があれば、JR明石駅から徒歩5分の明石やまだ内科歯科クリニックへお気軽にご相談ください。

明石やまだ内科歯科クリニック