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潰瘍性大腸炎の症状・診断・最新治療について

皆さま、こんにちは。

JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜に慢性的な炎症が生じる疾患で、血便・下痢・腹痛を主な症状とします。国の指定難病に認定されており、日本国内の患者数は22万人以上にのぼります。20〜30代での発症が多いのが特徴ですが、あらゆる年齢層で発症します。適切な治療で症状をコントロールし、普通の生活を送ることが可能です。

■1.潰瘍性大腸炎の主な症状と経過

主な症状は、血便・粘液便・下痢・腹痛・腹部不快感・体重減少・発熱などです。軽症では1日数回の軟便程度ですが、重症になると1日10回以上の血便が続き、貧血や発熱、全身倦怠感を伴うこともあります。

炎症の範囲によって「直腸炎型」「左側大腸炎型」「全大腸炎型」に分類されます。経過としては「寛解期」と「再燃期」を繰り返します。長期罹患例では大腸がんのリスクが高まるため、定期的な大腸内視鏡検査によるサーベイランスが必要です。

■2.潰瘍性大腸炎の診断方法

診断には大腸内視鏡検査(大腸カメラ)と生検(組織の一部を採取して顕微鏡で調べる検査)が最も重要です。内視鏡では大腸粘膜の発赤・浮腫・びらん・潰瘍・出血などの特徴的な所見を確認します。

血液検査では炎症の程度を示すCRPや白血球数、貧血の有無を確認します。クローン病など他の炎症性腸疾患との鑑別が重要で、内視鏡所見・病理所見・臨床症状を総合的に判断して診断します。

■3.潰瘍性大腸炎の治療と日常生活の管理

治療は主に薬物療法が中心です。軽症〜中等症には5-ASA製剤(メサラジン)が第一選択薬として使用されます。中等症〜重症にはステロイド薬が用いられることがあります。近年では生物学的製剤(抗TNF-α抗体・抗インテグリン抗体など)や分子標的薬が使用できるようになり、従来の治療に反応しない難治例にも効果を発揮しています。

日常生活では、規則正しい生活リズム・十分な睡眠・適度な運動・ストレスの管理が大切です。寛解期でも自己判断で薬をやめると再燃しやすいので、必ず医師の指示に従って継続してください。

おわりに

潰瘍性大腸炎は国の指定難病であるため、「これからどうなってしまうのだろう」「一生このつらい症状と付き合うのか」と強い不安を抱いてしまう方も少なくないと思います。しかし、近年は治療薬が飛躍的に進歩しており、早期に適切な治療を開始してコントロールを続ければ、発症前と変わらない日常生活やお仕事、学業を十分に送ることができる病気です。

当院では、潰瘍性大腸炎の確実な診断や、その後の定期的な経過観察に欠かせない大腸カメラ(内視鏡検査)を、鎮静剤を使用してウトウトとリラックスした状態で受けていただける体制を整えております。また、炎症性腸疾患(IBD)専門医、炎症性腸疾患(IBD)連携専門医が常勤で在籍しており、安心かつ正確な診断が可能です。つらい症状がある時期でも、できる限りお体への負担を抑えて検査を受けていただけますのでご安心ください。

また、免疫の異常が深く関わっているこの疾患において、お口の中の炎症(歯周病など)を適切にコントロールし、全身の免疫バランスを整えることは非常に重要です。当院は内科と歯科を併設しておりますので、消化器内科での専門的なお薬の治療と並行して、歯科での口腔ケアを行う「医科歯科連携」による多角的なサポートをご提供できるのが最大の強みです。

長引く下痢や血便、繰り返す腹痛に少しでも不安を感じたら、決してひとりで悩んだり我慢したりせず、JR明石駅より徒歩5分の明石やまだ内科歯科クリニックへお気軽にご相談ください。患者様お一人おひとりのライフスタイルに寄り添い、安心できる毎日を取り戻すためのお手伝いを全力でさせていただきます。

明石やまだ内科歯科クリニック