ブログ

【医師が解説】あなたの適正体重は?肥満予防の第一歩「BMI」を計算してみましょう

ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

最近、体重計に乗るのが少しおっくうになっているという方はいらっしゃいませんか?

「肥満」とは、日々の生活で使うエネルギー量よりも、食事などから摂るエネルギー量が上回り、体に体脂肪が過剰に蓄積された状態を指します。

今回は、ご自身の現在の状態を客観的に知るための指標「BMI」について、日本肥満学会に所属する医師の視点から解説します。

■ 放置すると危険!肥満が引き起こす病気

肥満を「ただ少し太っているだけ」と放置しておくのは非常に危険です。

体に過剰な脂肪が蓄積すると、糖尿病、高血圧、脂質異常症といった「生活習慣病」を高い確率で発症します。これらが重なると血管の動脈硬化が進行し、最終的には脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる重大な病気を引き起こす原因となってしまいます。

そうならないためには、まずご自身の適正な体型を知り、早めに生活習慣の改善と予防策をとることが何より大切です。

■ とっても簡単!自分の「BMI」を計算してみよう

一般的に、肥満の判定には「BMI(Body Mass Index)」という国際的な体格指数が用いられます。

以下の計算式でご自宅でも簡単に算出できますので、ぜひ電卓やスマートフォンを使って計算してみてください。

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

(※身長はセンチメートルではなく、メートルで計算します。160cmなら1.6mです)

【判定基準】

・18.5未満:やせ

・18.5以上から25未満:標準

・25以上:肥満

(計算例)体重50kg、身長160cmの方の場合

50 ÷ 1.6 ÷ 1.6 = 19.5

この場合、判定は「標準」となります。

■よくあるご質問(Q&A)

Q1:BMIは「標準」ですが、お腹のぽっこりが気になります。

A: BMIが正常でも、内臓の周りに脂肪が蓄積している「隠れ肥満(内臓脂肪型肥満)」の可能性があります。内臓脂肪は生活習慣病に直結しやすいため、健康診断での腹囲測定や、内科での腹部超音波(エコー)検査などで状態を確認することが大切です。

Q2:病院に行くと、どのような検査を受けられますか?

A: 当院には迅速血液検査機が常設されており、生活習慣病の指標となるHbA1c(過去1〜2ヶ月の血糖値の平均)や、脂質、肝機能などの数値が最短15分程度で判明します。その日のうちに現在の状態を詳しくご説明し、治療方針を立てることができます。

Q3:健康的に痩せるための食事のコツはありますか?

A: 極端な食事制限ではなく、当院が推奨している「カーボラスト(炭水化物を最後に食べる)」を意識してみてください。食事の最初に野菜や海藻、次にお肉やお魚を食べ、最後にご飯やパンを食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪を溜め込みにくくする効果があります。

Q4:糖尿病予備軍と言われましたが、治りますか?

A: 「予備軍」の段階であれば、食事療法(カーボラストやよく噛むこと)や適度な運動など、生活習慣を見直すことで正常な数値に戻ることは十分に可能です。当院では糖尿病専門医による外来も実施しており、専門的なアドバイスを行っております。

Q5:肥満予防に「お口のケア」が関係あるというのは本当ですか?

A: はい、本当です。「早食い」や「丸飲み」は満腹感を感じにくくさせ、食べすぎ(肥満)の大きな原因となります。しっかり噛んでゆっくり食べるためには、健康な歯が欠かせません。 当院は「内科・歯科併設クリニック」ですので、内科での体重管理や生活習慣病予防と並行して、歯科で「しっかり噛めるお口の環境」を整える「医科歯科連携」によるトータルサポートが可能です。

■ おわりに:数値を知って生活習慣の見直しを

みなさんの計算結果はいかがでしたか?

もしBMIが25を超えて「肥満」の判定が出た場合は、日々の食生活や運動などの生活習慣を見直す大切なサインです。

当院では、日本肥満学会に所属する医師として、医学的根拠に基づいた無理のない体重管理や生活習慣病の予防アドバイスを行っております。また、バランスの良い食事を「しっかり噛んでゆっくり食べる」ためには、健康なお口の環境が欠かせません。当院は歯科を併設しているため、内科での体重管理と歯科でのお口のケアを同時に行い、全身の健康づくりをサポートいたします。

ご自身のBMIの数値が気になった方や、健康診断で指摘を受けた方は、一人で悩まずにどうぞお気軽に明石やまだ内科歯科クリニックへご相談ください。

明石やまだ内科歯科クリニック