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「市販薬」と「処方薬」どっちが得?花粉症シーズンの賢い乗り切り方と、意外な“お口”への影響


こんにちは。

JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

今年もまた、鼻がムズムズする季節がやってきました。

「とりあえずドラッグストアで薬を買おうか」

「それとも病院に行こうか」

毎年この時期になると、そう迷われる方は多いのではないでしょうか?

「病院は待ち時間が長そうだし、診察代がかかって高そう」というイメージがあるかもしれません。

しかし、実はシーズンを通してしっかり対策するなら、病院で処方してもらう方が「コスパ(費用)」も「タイパ(時間)」も良くなるケースがほとんどです。

今回は、お金の話と薬の選び方、そして当院ならではの「お口への影響」についてお話しします。

市販薬 vs 処方薬、どっちがお得?

結論から言うと、「1週間以内の短期決戦なら市販薬」「シーズン通して飲むなら処方薬」がお得になる傾向があります。

市販薬(OTC)

手軽に買えますが、保険が用されないため全額自己負担となります。有名なアレルギー薬の場合、2週間分で2,000円から3,000円程度かかることが多いです。

処方薬(病院)

診察の手間はかかりますが、健康保険が適用されるため(多くの方は3割負担)、1ヶ月分処方しても、市販薬の2週間分と同じか、むしろ安くなるケースが多いです。

花粉症は2月から4月頃まで続く長期戦ですので、トータルの出費を抑えたい方は医療機関の受診をおすすめします。

「眠くならない」「1日1回」…あなたに合う薬は?

病院で薬をもらう最大のメリットは、あなたの生活に合わせて「尖った性能の薬」を選べることです。

「絶対に眠くなりたくない」方へ

(受験生、運転をする方、会議が多いビジネスマン)

  • ビラノア: 現在、最も眠気が出にくい薬の一つです。「空腹時」に飲むことで効果を発揮します。
  • デザレックス: 眠気が少なく、食事の影響を受けません。
  • アレグラ: 市販でも有名ですが、処方薬なら安価に手に入ります。

「とにかく鼻水を止めたい」方へ

(接客業、症状が重い方)

  • アレロック(オロパタジン): 効果は非常に強力ですが、人によっては眠気が出やすいのが難点です。
  • ザイザル: 効果と副作用のバランスが良い薬です。寝る前の1回服用で24時間効きます。

「薬を飲む回数を減らしたい」方へ

(飲み忘れが多い方、忙しい方)

「朝はバタバタして飲み忘れる」という方は、ビラノアザイザルなど「1日1回タイプ」を選ぶと、管理が驚くほど楽になります。

花粉症の薬で「虫歯」が増える?歯科併設の当院より

ここで、内科と歯科を併設する当院から重要なアドバイスです。

花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)を飲むと、「鼻水が止まって楽になったけど、口がカラカラに渇く」と感じたことはありませんか?

薬の作用で唾液の分泌が減ると、お口の中の「自浄作用(汚れを洗い流す力)」が低下します。

その結果、花粉症のシーズン中に虫歯や歯周病が一気に進行してしまうことがあるのです。

「薬を飲んでいる間は、いつもより意識して水を飲む」

「唾液が出るようにガムを噛む」

「歯科でクリーニングを受ける」

などの対策が有効です。

当院では歯科も併設しているクリニックのため、ご希望の方はクリーニングも可能です(同日施行に関しては要相談)。

もし薬による口の渇き(ドライマウス)がひどい場合は、薬の種類を変えることも可能ですので、診察時にご相談ください。

まとめ

症状がひどくなる前に薬を飲み始める「初期療法」を行うことで、ピーク時の症状を軽くし、余計な薬代をかけずに済みます。

当院では、患者様のライフスタイルや、お口の渇きやすさなども考慮して、最適な一錠を処方いたします。

WEB予約も可能ですので、待ち時間を短縮して賢く花粉症対策を始めましょう。

 

明石やまだ内科歯科クリニック