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「冷え」は万病の元?便秘や下痢を繰り返す方に知ってほしい、漢方によるお腹の体質改善

こんにちは。

JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

「冬になると、お腹が張って苦しい」

「冷房の効いた部屋にいると、すぐに下してしまう」

「便秘薬を使っているけれど、お腹が痛くなるだけでスッキリしない」

こんなお悩みをお持ちではありませんか?

特に女性の患者様から、こうした便通異常のご相談をよくいただきます。

実は、そのしつこい便秘や下痢の原因、根本をたどるとお腹の「冷え」にあることが多いのです。

今回は、西洋薬(下剤や整腸剤)だけでは解決しにくいお腹のトラブルに対する、漢方薬を使った「温活」アプローチについてお話しします。

1.腸にとって「冷え」は大敵

漢方の世界では、「冷えは万病の元」と言われますが、これはお腹の健康にとっても真実です。

腸が冷えると、血管が縮こまって血流が悪くなります。すると、腸の動き(ぜん動運動)が鈍くなり、便を送り出す力が弱まって「便秘」になります。

また逆に、冷えによって腸が水分を吸収できなくなり、「下痢」を引き起こすこともあります。

さらに、冷えた腸は知覚過敏になりやすいため、少しのガスでお腹が張って痛い、という症状にもつながります。

つまり、お腹を冷やすことは、アクセルとブレーキが壊れた車のような状態を招いてしまうのです。

2.「出すだけ」から「整える」治療へ

一般的な便秘治療では、下剤を使って便を強制的に出すことが多いですが、これはあくまで一時的な対処です。

「薬を飲めば出るけれど、やめるとまた詰まる」「お腹が痛くなるのが怖い」という声もよく聞かれます。

そこで当院がおすすめしているのが、漢方薬による「体質改善」です。

漢方のアプローチは、無理やり出すのではなく、「冷えて動かなくなった腸を温め、本来の動きを取り戻す」ことを目指します。

「体質だから仕方がない」と諦めていた症状も、お腹の中から温めることで、嘘のように改善することがあります。

3.お腹を温める漢方薬(一例)

患者様の症状や体質(証)に合わせて、以下のような漢方を処方することがあります。

大建中湯(だいけんちゅうとう)

消化器外科の手術後などにも使われる、非常に信頼性の高い漢方薬です。

生姜(ショウガ)や山椒(サンショウ)などが配合されており、腸をポカポカと温めて血流を良くします。「お腹が冷えて痛い」「ガスでお腹がパンパンに張る」という方に劇的な効果を発揮することがあります。

桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)

過敏性腸症候群(IBS)の方によく使われます。

「便秘と下痢を繰り返す」「緊張するとお腹が痛くなる」という方の、乱れた腸のコントロール機能を整えます。シナモン(桂皮)などが含まれ、体を温めながら緊張を和らげます。

まとめ:そのつらさ、体質のせいだと諦めないで

毎日スッキリ出ないというのは、ご本人にとって大きなストレスですよね。

もし、市販の便秘薬や整腸剤で満足のいく効果が得られていないなら、一度「漢方」という選択肢を試してみませんか?

当院では、内視鏡検査でお腹の中に悪い病気(がんやポリープなど)がないかをしっかり確認した上で、あなたの体質に合わせた漢方薬をご提案します。

お腹の中から温めて、薬に頼りすぎない「自然な快腸」を一緒に目指しましょう。

 

明石やまだ内科歯科クリニック