ブログ

その胃の不調、胃炎かもしれません|明石市で胃カメラ検査なら当院へ

 

「最近、胃がムカムカする」
「食後に胃がもたれる」

このような胃の不快な症状、多くの方が一度は経験したことがあるのではないでしょうか。一時的な食べ過ぎやストレスが原因と思われがちですが、その背景には「胃炎」という病気が隠れているかもしれません。

胃炎は、放置すると胃潰瘍や十二腸潰瘍、さらには胃がんのリスクを高める可能性もあります。この記事では、胃炎の症状や原因、そして胃がんとの関係について詳しく解説します。胃のサインを見逃さず、適切な対処法を知るために、ぜひ最後までお読みください。

胃炎とは?

胃炎とは、その名の通り「胃の粘膜に炎症が起きている状態」を指します。胃炎は、原因や症状の現れ方によって、大きく2つのタイプに分けられます。

  • 急性胃炎: 暴飲暴食、過度なストレス、薬剤の副作用などによって、急激に胃の粘膜が傷ついて起こる胃炎です。原因がはっきりしていることが多く、原因を取り除くことで比較的短期間で改善します。
  • 慢性胃炎: 長期間にわたって胃の粘膜に炎症が続く状態です。その原因の約80%は「ヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)」の感染によるものと言われています。自覚症状が乏しい場合も多く、気づかないうちに進行していることがあります。

こんな症状はありませんか?胃炎のサイン

胃炎の症状はタイプによって異なります。ご自身の症状と照らし合わせてみてください。

 

急性胃炎の主な症状

  • みぞおちの急な痛み、キリキリとした痛み
  • 胃のむかつき、吐き気
  • 胸やけ
  • 腹部の膨満感
  • ひどい場合は吐血や下血(黒い便)

 

慢性胃炎の主な症状

  • 食後の胃もたれ
  • 胃の鈍い痛み
  • 食欲不振
  • 胸やけ、げっぷ
  • 吐き気
  • 空腹時の胃の不快感

 

慢性胃炎の場合、はっきりとした症状が現れない「無症状」のケースも少なくありません。症状がないからといって安心せず、定期的な検査を受けることが大切です。

胃炎の主な原因

 

急性胃炎

  • 食生活の乱れ: 食べ過ぎ、飲み過ぎ(特にアルコール)、香辛料などの刺激物の過剰摂取
  • ストレス: 過度な精神的ストレスは自律神経を乱し、胃酸の分泌を過剰にさせます。
  • 薬剤の副作用: 解熱鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬:NSAIDs)など。
  • 喫煙: ニコチンが胃の血管を収縮させ、粘膜の防御機能を低下させます。

 

慢性胃炎

  • ピロリ菌感染: 慢性胃炎の最大の原因です。ピロリ菌が作り出すアンモニアなどによって胃の粘膜が継続的に傷つけられ、炎症が慢性化します。

【重要】慢性胃炎(萎縮性胃炎)と胃がんのリスク

ピロリ菌による慢性胃炎を長期間放置すると、胃の粘膜が薄く痩せてしまう「萎縮(いしゅく)性胃炎」へと進行します。この萎縮性胃炎は、胃がんの前段階(前がん病変)と考えられており、特に注意が必要です。

胃粘膜の萎縮がさらに進むと、粘膜が腸の粘膜に似たものに置き換わる「腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)」という状態になり、この一部ががん化することで胃がんが発生すると考えられています。

 

胃がんへの進行プロセス

慢性胃炎 → 萎縮性胃炎 → 腸上皮化生 → 胃がん

この進行を食い止め、胃がんを早期発見するためにも、専門医による定期的な胃カメラ(内視鏡)検査が極めて重要になります。

明石やまだ内科歯科クリニックでの検査

当院では、患者様の症状を丁寧にお伺いした上で、正確な診断のために以下のような検査を行っています。

 

胃カメラ(内視鏡)検査

IBD(炎症性腸疾患)専門医がサポート

胃炎の診断、そして萎縮やがんの有無を確認するために最も重要な検査です。食道・胃・十二腸の粘膜の状態を直接、詳細に観察することができます。当院では、日本消化器内視鏡学会専門医が、精密な検査を丁寧に行います。検査に伴う苦痛をできる限り軽減できるよう、鎮静剤の使用などもご提案できますので、安心してご相談ください。

 

ピロリ菌検査

胃カメラ検査の際に、胃の組織を少量採取してピロリ菌の有無を調べることができます。その他にも、呼気を調べる尿素呼気試験など、いくつかの検査方法があります。

当院の胃炎治療

検査で胃炎と診断された場合、その原因や状態に合わせて適切な治療を行います。

 

薬物療法

症状に応じて、胃酸の分泌を抑える薬、胃の粘膜を保護・修復する薬などを処方します。市販薬で一時的に症状が和らぐこともありますが、根本的な原因解決のためには、まずは正確な診断が不可欠です。

 

ピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌感染が確認された場合、除菌治療を行います。2種類の抗菌薬と胃酸を抑える薬の計3剤を、1日2回、7日間服用します。正しく服用すれば約90%の確率で除菌に成功します。除菌治療は、胃炎や胃潰瘍の再発を防ぐだけでなく、将来の胃がんリスクを大幅に低減させることが証明されています。

※一度除菌しても胃がんのリスクがゼロになるわけではありません。除菌後も定期的な胃カメラ検査をおすすめします。

 

生活習慣の改善

治療と並行して、再発予防のために生活習慣を見直すことも大切です。暴飲暴食を避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。禁煙・節酒、ストレスを溜めない工夫も重要です。

胃の不調は我慢せず、お気軽にご相談ください

経験豊富な医師による専門的な治療

胃の不快な症状は、身体が発している重要なサインです。自己判断で済ませたり、我慢したりせず、ぜひ一度「明石やまだ内科歯科クリニック」にご相談ください。

専門医による的確な診断と治療で、皆様の胃の健康と安心な毎日をサポートします。

明石やまだ内科歯科クリニック