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「胃カメラ」と「大腸カメラ」を同時に受けるメリット・デメリットは?忙しい方におすすめの“同日検査”について

こんにちは。JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニックの院長の山田恭孝です。

「健康診断で再検査になったけれど、仕事が忙しくて休みが取れない」

「胃カメラも大腸カメラも気になるけれど、別々の日に受けるのは食事制限が大変そう」

そんなお悩みを抱えて、検査を先延ばしにしていませんか?

一般的に、胃と大腸の検査を別々に受けると、事前診察や検査当日を含めて数回の通院が必要になります。

そこで当院がおすすめしているのが、胃カメラと大腸カメラを同じ日に行う「同日検査」です。

今回は、忙しい現役世代の方にこそ知っていただきたい、同日検査のメリットとデメリットについてお伝えいたします。

1.胃と大腸、同時に受ける3つのメリット

別々の日に検査を受ける場合と比べて、患者様には以下のような大きなメリットがあります。

  • スケジュール調整が「1日」で済む

別々に受けると、それぞれの日程調整が必要ですが、同日検査なら1回のお休みで済みます。お仕事や家事で忙しい方にとって、通院回数を減らせるのは最大のメリットです。

  • つらい食事制限が「1回」で済む

内視鏡検査で一番大変なのが、前日からの食事制限と下剤の服用です。同日検査なら、大腸カメラの準備(腸を空っぽにする処置)を行えば、自然と胃の中もきれいになるため、食事制限と下剤の負担が一度きりで終わります。

  • 麻酔(鎮静剤)が「1回」で済む

当院では苦痛を和らげるために希望者には鎮静剤を使用しますが、同日検査なら一度眠ってしまえば、目が覚めた時には両方の検査が終わっています。「検査が怖い」「痛いのが苦手」という方にとって、精神的な負担を大幅に減らすことができます。

2.知っておきたいデメリットと注意点

メリットの多い同日検査ですが、事前に知っておいていただきたいデメリットもあります。

1.検査時間が少し長くなる

2つの検査を続けて行うため、トータルの検査時間は30分から1時間程度になります(ポリープ切除の有無などで前後します)。そのため、体への負担を考慮し、ご高齢の方や重い持病をお持ちの方には、別々の日程をおすすめする場合があります。

2.鎮静剤使用時は当日は車の運転ができません

鎮静剤使用を希望された場合、検査後は一時的に判断力が低下する恐れがあります。当日はご自身での車・バイク・自転車の運転はお控えいただき、公共交通機関をご利用ください。

3.保険適用に関する注意

症状がなく、単なる検診目的(ドックなど)で受ける場合は、自費診療となることがあります。また、胃と大腸のどちらか一方にしか症状がない場合、保険適用の範囲が異なることがありますので、事前にご相談ください。

3.当日の検査の流れ(例)

当院での同日検査は、概ね以下のような流れで行います。

①前日の準備

消化の良いお食事を摂っていただき、早めに夕食を済ませます。

②当日の朝

ご自宅(または院内)で下剤を服用し、腸の中をきれいにします。

③来院・検査開始

検査着に着替え、鎮静剤を点滴します。ウトウトと眠っているような状態で、まずは胃カメラ、続けて大腸カメラを行います。

④リカバリー

検査終了後は、リカバリールームで30分から1時間ほどお休みいただきます。

⑤結果説明

麻酔が覚めたら、医師から検査画像を見ながら結果の説明を受けて帰宅となります。もし大腸ポリープが見つかった場合は、その場で切除(日帰り手術)も可能です。

まとめ:効率よく、確実に安心を手に入れましょう

「胃と大腸を一度に検査するなんて大変そう」と思われるかもしれませんが、鎮静剤を使ってリラックスした状態で受けるため、「気づいたら終わっていた」とおっしゃる患者様がほとんどです(個人差あり)。

がんは早期発見ができれば、内視鏡治療で完治が目指せる病気です。

メリットとデメリットを正しく理解し、効率的な同日検査で、将来の安心を手に入れましょう。

 

明石やまだ内科歯科クリニック