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「8キロのリバウンド」が招く恐怖。キャイ~ン天野さんに学ぶ、沈黙の病の恐ろしさ

こんにちは。

JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院の山田恭孝です。

テレビでおなじみのキャイ~ン・天野ひろゆきさんが、ダイエット成功から一転、8キロもリバウンドしてしまったというニュースを目にしました。

体重が増えたこと自体も気になりますが、医師としてもっと気になったのは、その裏で進行していたという「高血圧」と「肝臓の病」です。

記事の中では、これらは「サイレントキラー(静かなる殺し屋)」と表現されていました。

今回は、天野さんの事例を教訓に、自覚症状なく体を蝕む生活習慣病の怖さと対策についてお話しします。

1.なぜ「リバウンド」は危険なのか?

「せっかく痩せたのに戻ってしまった」

ダイエット経験のある方なら、誰しも耳が痛い話かもしれません。

しかし、医学的に見てリバウンドが怖いのは、単に見かけが戻るからではありません。急激に体重が戻る際、内臓脂肪がつきやすく、それに伴って血圧や血糖値、肝機能が一気に悪化する傾向があるからです。

天野さんの場合も、過去に脂質異常症や脂肪肝を指摘されており、今回のリバウンドで再びそのリスクが高まっていると考えられます。

特に「脂肪肝」は、放置すると肝硬変や肝がんへと進行する可能性がありますが、初期には痛みも痒みもありません。まさに沈黙の病気なのです。

2.血管をボロボロにする「高血圧」の正体

今回のニュースで焦点が当てられているのが「高血圧」です。

血圧が高い状態が続くと、血管は常に強い圧力を受け続けることになります。すると血管壁は厚く硬くなり、「動脈硬化」が進行します。

さらに怖いのが「プラーク」です。

傷ついた血管の内側にコレステロールなどが溜まってできるコブ(プラーク)が、ある日突然破裂すると、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。

また、記事にもあるように、高血圧は「目」にも悪影響を及ぼします。網膜の血管が動脈硬化を起こすと、視力低下や最悪の場合は失明に至ることもあるのです。

「血圧がちょっと高いくらい」と放置することは、全身の血管を危険にさらしているのと同じです。

3.「お口のケア」が血圧を下げる?

ここで、当院が「内科」と「歯科」を併設している意味をお伝えさせてください。

実は、高血圧や動脈硬化のリスクを下げるためには、減塩や運動だけでなく、「お口のケア」も非常に重要です。

歯周病菌が血管内に入り込むと、微細な炎症を引き起こし、動脈硬化を加速させることがわかっています。

つまり、歯周病を治療し、お口の中を清潔に保つことは、間接的に血管を守り、血圧のコントロールを助けることにつながるのです。

まとめ:痛みがない今こそ、受診のチャンス

天野さんのニュースは、私たちにとっても他人事ではありません。

「今はどこも痛くないから大丈夫」

そう思っている間に、体の中でサイレントキラーが動いているかもしれません。

当院では、内科的な検査(血液検査や血圧測定)で体の内部をチェックすると同時に、歯科検診でお口の状態も確認することができます。

リバウンドしてしまった方も、健康診断の結果が気になっている方も、まずは一度ご相談ください。

早めの気づきが、あなたの未来の健康を守ります。

 

明石やまだ内科歯科クリニック