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「帯状疱疹かな?」と思ったら 症状・原因から予防(明石市の助成金)まで、医師が解説します


こんにちは。

明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

今回は、最近患者さんからのご相談が増えている「帯状疱疹」についてお話しします。

「帯状疱疹ってどんな病気?」「もしかして、私って帯状疱疹かも?」と感じている方のために、症状や原因、そして大切な治療法や予防策について、詳しくお伝えします。

1.帯状疱疹はどんな病気?

帯状疱疹は、体の左右どちらか片側に、ピリピリとした痛みや、赤い発疹、そして水ぶくれが帯状に現れる病気です。

この病気の原因は、実は子どもの頃にかかる水ぼうそうと同じウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)です。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内の神経節に潜伏しています。通常は免疫力によって活動が抑えられていますが、加齢や疲労、ストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活発になり、帯状疱疹として発症するのです。

特に50歳以上の方に多く見られますが、近年は若い世代の発症も増えています。

私自身もこの冬に帯状疱疹を発症し、つらい経験をしました。

2.帯状疱疹の症状チェックリスト

「帯状疱疹かな?」と思ったら、以下の症状がないか確認してみてください。

初期症状(前兆)

□体の片側の一部に、皮膚のピリピリ感、かゆみ、しびれがある

□神経痛のような痛みがある

□目の痛みや頭痛、発熱、倦怠感がある

その後現れる症状

□体の片側に、赤い斑点や水ぶくれが帯状に広がる

□「焼けるような」「刺すような」強い痛みがある

□皮膚がただれる

発疹や水ぶくれは、通常10日から2週間ほどでかさぶたになり、1ヶ月ほどで治癒します。しかし、発疹が出ない「無疱疹性帯状疱疹」というケースもあり、この場合は強い神経痛だけが残ります。

3.早期受診が重要な理由

「そのうち治るだろう」と放置したり、市販薬で済ませたりするのは大変危険です。治療が遅れると、発疹が消えた後も痛みが長く続く「帯状疱疹後神経痛(PHN)」という後遺症に移行するリスクが高まります。

特に、顔や目の周りに発症した場合は、失明や顔面麻痺、難聴といった重い合併症を引き起こすこともあります。

帯状疱疹の治療は、ウイルスが増殖するのを抑える抗ウイルス薬が中心となります。この薬は、発疹が出てから72時間以内(3日以内)に服用を開始するのが望ましいとされています。症状に気づいたら、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。

4.帯状疱疹は人にうつる?

帯状疱疹が直接、他の人にうつることはありません。ただし、水ぶくれの中にはウイルスがいるため、水ぼうそうにかかったことのない赤ちゃんや妊婦さん、免疫力が低い方などに接触すると、相手が水ぼうそうを発症する可能性があります。

タオルを共有しない、入浴は家族の最後にするといった配慮が必要です。

5.帯状疱疹の予防策とワクチン費用

帯状疱疹を予防するには、日々の体調管理が何よりも大切です。十分な睡眠と栄養をとり、ストレスを溜めないようにしましょう。

さらに、有効な予防策として「帯状疱疹ワクチン」があります。当院では2種類のワクチンをご用意しており、患者さんのご希望や健康状態に合わせてお選びいただけます。

・乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)

  • 特徴: 1回の接種で済みます。予防効果は約50%程度で、約5年で効果が低下します。
  • 費用: 8,000円(税込)

・シングリックス(不活化ワクチン)

  • 特徴: 2回の接種が必要です(2ヶ月間隔)。95%以上という高い予防効果があり、効果が長期間持続します。
  • 費用:
    • 1回目:22,000円(税込)
    • 2回目:20,000円(税込)

6.明石市の費用助成について

明石市在住の満50歳以上の方は、帯状疱疹ワクチンの接種費用の一部助成(いずれか1回限り)を受けることができます。

・生ワクチンの場合

4,000円の助成(自己負担額:4,000円)

・不活化ワクチン(シングリックス)の場合

助成制度を利用することで、1回 11,000円で接種可能です
(自己負担額:1回目 11,000円 / 2回目 11,000円)

※接種当日は、明石市在住であることが確認できる保険証や運転免許証をご持参ください。

※神戸市在住の方も神戸市の助成金を使用することが可能です。詳細はお電話でご連絡下さい。

※ワクチン接種は予約制です。ご希望の方は、あらかじめお電話または窓口にてご予約をお願いいたします。

当院では、帯状疱疹に関するご相談やワクチン接種を受け付けています。「もしかして?」と思ったら、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

明石やまだ内科歯科クリニック