内視鏡検査は何歳から受けるべき?20代・30代でも油断できない理由と、進化した「楽な」検査

こんにちは。
JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。
健康診断や人間ドックで行われる「胃カメラ」や「大腸カメラ」。
「いつか受けなきゃとは思っているけれど、結局何歳から受ければいいの?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
今回は、内視鏡検査を受けるべき年齢の目安と、若い世代にも増えている病気のリスク、そして劇的に楽になっている最新の検査事情についてお話しします。
基本は「40歳」。無症状でも一度は検査をおすすめします

胃カメラは食道や胃、十二指腸を、大腸カメラは大腸全体を直接カメラで観察する検査です。一般的に、がんのリスクが高まり始める「40歳」を過ぎたら、無症状であってもまずは一度検査を受けることが推奨されています(自治体の大腸がん検診が40歳から始まるのもこのためです)。
内視鏡検査の最大のメリットは、粘膜を「直接見て判断できる」ことです。 胃カメラでは胃がんや逆流性食道炎、大腸カメラではポリープや大腸がんなどを発見できます。
特に大腸カメラの場合、検査中にがんの芽となるポリープを見つければその場で切除できるため、将来のがん予防に直結します。
「若すぎる」ことはない。20代・30代でも要注意なサイン

大腸がんは中高年の病気というイメージが強いですが、近年は20代〜40代の若い世代でも大腸がんの患者数が急増しています。
医療現場でも「Never Too Young(早すぎるということはない)」という注意喚起が広がっているほどです。
「産後の痔だと思って放置していたら、実は大腸がんだった」というように、若い方でも油断は禁物です。年齢に関わらず、以下のような症状がある場合は「まだ若いから大丈夫」と自己判断せず、早めに受診してください。
・血便や黒い便が出る
・便秘や下痢が長く続いている
・みぞおちや胃の痛みが続く
・胸やけがする
また、ピロリ菌に感染している方は胃がんリスクが、ご家族に大腸がんになった方がいる場合は大腸がんリスクが高まるため、こうした要因に当てはまる方は30代からの検査検討をおすすめします。
「痛い・苦しい・下剤がつらい」は昔の話です

「検査は痛そうで怖い」「下剤を飲むのがつらい」と、検査を先延ばしにしている方はご安心ください。現在の内視鏡検査は、ひと昔前と比べて驚くほど快適に進化しています。
スコープや下剤の改良
カメラ(スコープ)自体が細く柔らかくなり、腸のカーブにもスムーズに入るようになりました。また、下剤も味や量が飲みやすく改良されています。
鎮静剤で「ウトウトしている間に」終わる
当院では希望者には鎮静剤を使用しています。うとうとと眠っているような状態で検査を受けられるため、痛みや不快感はほとんどありません。薬のコントロール技術も進化しており、検査後の目覚めも速やかです。
苦痛がないからこそ「見逃さない」
患者様がリラックスして体が動かない状態であれば、医師はよりじっくりと時間をかけて観察することができます。観察時間が長いほどポリープの発見率が高まり、がんの予防につながるため、鎮静剤の使用は「快適さ」だけでなく「精度の高さ」にも直結するのです。
まとめ:お忙しい方には「同日検査」も可能です

内視鏡検査は、がんの早期発見・早期治療の最強の武器です。 仕事や家事でお忙しい方のために、当院では胃カメラと大腸カメラを1日で両方終えられる「同日検査」にも対応しております。1日で済むため、通院の手間が省けると好評です。
ささいな症状でも、お腹の不調で気になることがございましたら、ぜひお気軽に当院へご相談ください。当院では内視鏡専門医・指導医が丁寧で詳細な検査を施行しています。