30代から太りやすくなるのはなぜ?「基礎代謝の低下」を防ぐ筋肉づくりと簡単セルフチェック

こんにちは。
JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。
「昔と同じ食事なのに太りやすくなった」
「ダイエットしてもなかなか体重が落ちない」
30代以降になり、そんなお悩みをお持ちではありませんか?
中年以降に太りやすくなる最大の原因は、実は「基礎代謝の低下」にあります。今回は、太りにくい痩せ体質を作るために知っておきたい筋肉の重要性と、ご自宅でできる簡単なセルフチェックについてお話しします。
■30代後半から要注意!基礎代謝と内臓脂肪の関係

男女ともに、30代を境にして徐々に「基礎代謝量」が減っていくことが分かっています。基礎代謝とは、私たちが生きていくために最低限消費するエネルギーのことです。
この基礎代謝が低下する大きな原因の一つが、加齢に伴う「筋肉量の低下」です。
30代後半から年をとるにつれて筋肉が衰えていくと、それに伴って基礎代謝量も減ってしまいます。筋肉には脂肪を燃焼してエネルギーに変える働きがあるため、筋肉が落ちると脂肪が燃焼しにくくなり、結果として内臓脂肪が体にたまりやすくなってしまうのです。
■筋肉が落ちると「太りやすい体質」の悪循環に

年をとって筋肉が落ちると、消費できるエネルギー量が減るだけでなく、体を動かすこと自体が億劫になりがちです。
動かないことでさらに筋肉が減り、基礎代謝が落ち、脂肪がたまりやすくなるという「太りやすい体質の悪循環」に陥ってしまう可能性が高くなります。
これを防ぐためには、日頃から適度な運動を心がけ、筋肉量をしっかりと守ることが「痩せ体質」を維持する一番の近道です。
■若い人も危険な「サルコペニア」簡単セルフチェック

筋肉量が減り、運動機能が低下している状態のことを「サルコペニア」と呼びます。高齢の方の病気と思われがちですが、運動不足が続けば若い人でも注意が必要です。
ご自身の筋肉量が足りているか、簡単なセルフチェックをしてみましょう。
・両手の親指と人差し指を合わせて「輪っか」を作ります。
・ふくらはぎの一番太い部分を、その輪っかで囲んでみてください。
・もし、ふくらはぎが輪っかよりも小さく、指の間に隙間ができるようであれば「サルコペニア」である可能性が高く、注意が必要です。
■まとめ:生活習慣の見直しで健康な体づくりを

筋肉量の低下や内臓脂肪の蓄積は、見た目の変化だけでなく、将来的な糖尿病や高血圧などの生活習慣病にも直結します。
「最近太りやすくなった」と感じたら、まずはご自身の筋肉量や生活習慣を見直す良いきっかけかもしれません。
当院では、内科の観点から生活習慣病の予防や指導も行っております。健康診断で数値が気になった方や、日々の健康管理についてご不安がある方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。