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致命的な「すい臓がん」を防ぐ。最大のリスク要因「タバコ」との関係と加熱式タバコの罠

こんにちは。

JR明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。

すい臓がんは、がんの中でも特に致命的なものとされ、生存率も低い病気です 。そのすい臓がんの原因となる要因の中で、発症リスクと最も関係が強いとされているのが「タバコ(喫煙)」です 。

今回は、すい臓がんとタバコの関係性、そして「加熱式タバコなら安全」という誤った認識についてお伝えします

すい臓がんの最大級のリスク因子は「タバコ」

すい臓がんのリスクを高める要因には、慢性の膵炎や糖尿病、遺伝的な血縁者の存在、肥満、過度な飲酒などがあります。

しかし、その中でも最大級のリスク因子とされているのがタバコです。

すい臓がんに対する喫煙の影響は、世界の全症例の約11%から32%にのぼると見積もられています。

タバコに含まれるニコチンをはじめとした多くの有害物質が作用し、すい臓がんを含めた喫煙関連疾患の原因になっています。

特に、タバコ由来のニトロソアミン類という物質がDNAに結合して遺伝子の突然変異の引き金となり、すい臓がんの発生に関係していると考えられています。

「加熱式タバコ」への切り替えでは逃れられない

「紙巻きタバコから加熱式タバコに変えたから、健康への影響は少ないだろう」と安心している方は要注意です。

すい臓がんの発症に強く関係しているニコチンや、そこから生じるニトロソアミン類は、加熱式タバコにもしっかりと含まれています。

そのため、紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えたとしても、すい臓がんの脅威から逃れることはできません。

禁煙によって確実にリスクは下げられる

すい臓がんに限らず、がんは予防と早期発見が重要となります。タバコは恐ろしい要因ですが、裏を返せば「自分で避けることができる、すい臓がんの最大最悪の単独リスク因子」でもあります。

研究によれば、禁煙をすることで、喫煙を継続するよりもすい臓がんのリスクが下がることがわかっています。これは、糖尿病患者やその疑いがある人でも同様にリスクが下がり、男女差もないとされています。

当院の「超音波内視鏡(EUS)」で早期発見を

自分の生活習慣を認識し、少しでもリスクを下げることがすい臓がん予防の第一歩です。それに加えて「早期発見」が命を救う最大の要となります。

当院では、明石市のクリニックで唯一となる、すい臓の病変をミリ単位で精密に観察できる「超音波内視鏡(EUS)」を導入しています。

喫煙習慣が長く続いている方や、糖尿病、肥満など他のリスク要因にも心当たりがある方は、決して手遅れになる前に、当院の精密検査をご相談ください。

 

明石やまだ内科歯科クリニック