日本人の3人に1人が予備軍?「お腹の出っ張り」や「疲れ」の原因、その脂肪肝かもしれません

こんにちは。
明石駅より徒歩5分、明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。
健康診断の結果を見て、「肝機能の数値がちょっと高いな」と指摘されたことはありませんか?
あるいは、数値は正常範囲内でも「最近お腹が出てきた」「寝ても疲れが取れない」と感じてはいませんか?
実は今、日本人の約3人に1人が「脂肪肝(しぼうかん)」になっていると言われています。
脂肪肝は、単に太っている人の病気ではありません。お酒を飲まない人や、痩せ型の人にも増えている「国民病」なのです。
今回は、ご自身の生活習慣を振り返るためのチェックリストをご用意しました。いくつ当てはまるか、ぜひ確認してみてください。
あなたの肝臓は大丈夫?脂肪肝危険度チェック

以下のリストで、当てはまる項目にチェックを入れてみてください。
(出典:『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』著/栗原毅 より一部抜粋)
□ お腹が出てきたと感じる
□ 筋肉が衰えたと感じる
□ 習慣にしている運動がない
□ 口の中が乾いていると感じることがある
□ 歯の手入れがおろそかになっている
□ 食事は主食(ご飯やパン)から手をつける
□ ご飯を2膳以上食べる日が、週に5日以上ある
□ 麺類を週に3回以上食べる
□ ほぼ毎日、フルーツを食べる
□ 味の濃いものが好き
□ 食事にかける時間が10分以内のときがよくある
□ 毎日お酒を飲む
□ 夜、寝つきが悪いことがある
□ 朝起きたとき、疲れがとれていないと感じることがある
□ たばこを吸う
□ 血圧が高めである(上が130mmHg以上)
【判定】
3つ以上チェックがついた方は、すでに脂肪肝になっているか、その予備軍である可能性が高いです。
意外な関係?「お口のトラブル」と肝臓

チェックリストの中に、「口の渇き」や「歯の手入れ」が入っていることに驚かれた方もいるかもしれません。
「肝臓とお口に何の関係が?」と思われますよね。
実は、歯周病と脂肪肝には深い関係があります。
歯周病菌が体内に入り込むと、炎症物質が作られ、それがインスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きを悪くしてしまいます。その結果、肝臓に脂肪がたまりやすくなるのです。
また、「口が乾く(ドライマウス)」という症状は、糖尿病や代謝異常のサインであることも少なくありません。
当院が「内科」と「歯科」を併設している理由もここにあります。
お口の状態を良くすることは、肝臓を守り、全身の健康を守ることにつながるのです。
「沈黙の臓器」だからこそ、早めのケアを

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなり状態が悪くなるまで自覚症状が出ません。
「なんとなくダルい」「お腹が出てきた」といって放置していると、やがて肝硬変や肝がん、動脈硬化へと進行してしまうリスクがあります。
しかし、脂肪肝は「早めに気づけば、生活習慣で改善できる病気」でもあります。
- 食事の順番を工夫する(野菜から食べる)
- 糖質を少し控える
- 定期的に歯のメンテナンスを受ける
まずは、ご自身の体の状態を正しく知ることから始めましょう。
当院では、肝臓学会専門医が血液検査やエコー検査を施行し、肝臓のチェックはもちろん、歯科によるお口のケアまでトータルでサポートが可能です。
チェックリストでドキッとした方は、ぜひお気軽にご相談ください。