【内視鏡専門医が解説】無症状でも要注意?大腸ポリープを40代からチェックすべき理由

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明石やまだ内科歯科クリニック院長の山田恭孝です。
健康診断で「便潜血検査」を受けたり、テレビで大腸がんのニュースを見たりした際、ふと「自分のお腹の中は大丈夫かな?」と不安になることはありませんか。 実は、大腸がんの多くは「ポリープ」という、がんの芽から始まります。
今回は、自覚症状がほとんどない大腸ポリープの正体と、なぜ40代からの検査が命を守ることに繋がるかについてお伝えします。
1.大腸ポリープは「がんの芽」かもしれません

大腸ポリープとは、腸の粘膜が盛り上がってできる「できもの」のことです。 その多くは良性ですが、中には「腺腫(せんしゅ)」と呼ばれ、放置すると5年から10年ほどの歳月をかけてがん化していくタイプがあります。
現在、大腸がんの多くはこのポリープが大きくなることで発生すると言われています。つまり、がんになる前のポリープの段階で発見し、取り除いてしまうことが、最高の大腸がん予防になるのです。
2.「沈黙の病気」と呼ばれる理由とリスク要因

大腸ポリープの最も厄介な点は、大きくなっても、あるいはがん化が始まっても、ほとんど自覚症状がないことです。 腹痛や便通の異常、目に見える血便などの症状が出る頃には、すでに病気が進行しているケースが少なくありません。
ポリープが発生する主な原因には、以下のような生活習慣が深く関わっています。
・肉類や脂質の多い食事(食の欧米化)
・野菜や食物繊維の不足
・喫煙や過度な飲酒
・肥満や運動不足
特に40代以降の男性に多く見られますが、最近では食生活の変化により30代でポリープが見つかる方も増えています。「自分はまだ若いから」「健康に自信があるから」という方こそ、注意が必要です。
3.無症状の今こそ大腸カメラを受けるべき理由

「症状がないのに検査を受けるのは大げさでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、便潜血検査(検便)で見つからないような微小なポリープや、出血していない段階の病変を見つけられるのは、直接腸の中を観察する大腸カメラ(大腸内視鏡検査)だけです。
最近の内視鏡技術は格段に進化しており、当院では高性能な機器を用いて、見逃されやすい平坦なポリープもしっかりと観察しています。
4.当院なら「見つけたらその場で切除」が可能です

大腸カメラ検査中にポリープが見つかった場合、当院では一定のサイズ以下(10mm以下)であれば、その場で切除する「日帰りポリープ切除」を行っています(形態によっては切除不可な場合もあります)。
後日改めて手術のために来院したり、入院したりする必要がないため、お忙しい方でも一度の検査で「診断」と「治療」を同時に済ませることができます。切除自体に痛みを感じることはほとんどなく、翌日からデスクワークなどの仕事に復帰することも可能です。
5.お忙しい方へ「胃カメラとの同日検査」も対応しています

大腸カメラを受ける際には、事前の食事制限や下剤の服用といった準備が必要になりますが、当院では同じ日に続けて「胃カメラ」も受けていただくことが可能です。
何度も通院して別々に検査の予約を取る手間や、事前の準備を1回にまとめられるため、仕事や家事でお忙しい方に非常にご好評をいただいております。もちろん鎮静剤を使用するため、ウトウトしている間に胃と大腸の両方の検査が一度に終わります。
6.「安心するための検査」を始めてみませんか

「大腸カメラは痛そうで怖い」というイメージを払拭するため、当院では以下の工夫を徹底しています。
・鎮静剤の使用:ウトウトしているような状態で、リラックスして受診いただけます。
・炭酸ガス送気:お腹が張りにくいガスを使用し、検査後の不快感を軽減します。
・細いスコープと確かな技術:苦痛を抑えたスムーズな挿入を心がけています。
大腸がんは、定期的な検査で「未然に防げる」数少ないがんの一つです。 40歳を過ぎたら、健康診断と同じ感覚で一度お腹の中を確認してみませんか。未来の安心を手に入れるために、ぜひ明石やまだ内科歯科クリニックへご相談ください。
当院では内視鏡専門医・指導医が丁寧で詳細な内視鏡検査を行っています。