もう「オエッ」とならない胃カメラ検査、経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)のご案内

「胃カメラはつらそう」
「口から入れると、えづいてしまいそうで怖い」
そんな不安から、胃カメラ検査をためらっていませんか?当院では、患者さんの苦痛を少しでも和らげ、安心して検査を受けていただけるよう、経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)を導入しています。
経鼻内視鏡は、口からではなく、鼻から細いスコープを挿入する検査です。これにより、舌の付け根に触れることがほとんどなく、強い吐き気やえづき(嘔吐反射)を大幅に軽減できます。
経鼻内視鏡が選ばれる3つの理由

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圧倒的に苦痛が少ない
経鼻内視鏡のスコープは、直径わずか5〜6mmと、うどん1本ほどの細さです。このため、口からの検査で起こりやすい強い吐き気や息苦しさを感じることがほとんどありません。
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検査中に会話が可能
鎮静剤(眠くなるお薬)を使わずに検査ができるため、検査中も医師と会話ができます。疑問に思ったことや、リアルタイムの検査画像について、その場で質問できるので安心です。
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体への負担が少なく、すぐ帰宅できる
鎮静剤を使わないため、検査後はすぐに帰宅でき、車の運転も可能です。また、心拍数や血圧の変動も少ないため、体への負担も抑えられます。
経鼻内視鏡がおすすめの方
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・口からの胃カメラで強い吐き気が出やすい方 ・検査の苦痛をできるだけ少なくしたい方 ・検査後、すぐに仕事や日常生活に戻りたい方 ・鎮静剤を使わずに検査を受けたい方 ・妊娠中の方、授乳中の方 |
経鼻内視鏡検査の流れ
検査は、患者さんがリラックスして臨めるよう、丁寧な準備から始まります。
1.問診
アレルギーの有無や、現在服用されているお薬について詳しくお伺いします。
2.前処置(麻酔)
胃の中の泡を消すお薬を飲んでいただいた後、ゼリー状の麻酔を用いて鼻腔内の麻酔を行います。これにより、内視鏡がスムーズに挿入できるようになります。
3.内視鏡検査
麻酔が効いてきたら、鼻から内視鏡を挿入し、食道、胃、十二指腸を丁寧に観察します。検査時間は通常5〜10分程度です。
4.結果説明
検査終了後、モニターに映った画像を見ながら、医師が分かりやすく結果をご説明します。
当院のこだわり:進化した高画質内視鏡

「スコープが細いと画質が落ちるのでは?」とご心配の方もいらっしゃるかもしれません。確かに以前の経鼻内視鏡は経口内視鏡と比較して画質や明るさ、操作の自由度が制限されていたため病変の発見率がやや劣るとされていましたが、現在の経鼻内視鏡では解像度や画像処理技術が大幅に向上しています。日本消化器内視鏡学会でも2020年以降の機種では、経口内視鏡と経鼻内視鏡の病変発見率に大きな差はないとされています。当院ではFUJIFILM社製の最新の経鼻内視鏡を導入しており、非常に高精細な画質を実現しています。そのため、早期のがんや小さな病変も見逃すことなく、正確な診断が可能です。
経鼻内視鏡は、すべての方に適しているわけではありません。鼻の形状によっては、検査が難しい場合もあります。患者さん一人ひとりに合った最適な検査方法をご提案しますので、ご不明な点やご不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。